今日の工場は、BMWミニ クーパーSの
エンストの診断などが行なわれています。
今回の症状は、信号待ちで停止しようとした際に
そのままエンジン回転が下がってきてエンストしてしまったという状況でした。
実際にテスト走行をしてみると
停止する時に何回かに一度エンジンが止まります。
ただ、ストンと止まるわけではなく徐々にエンジン回転が低くなり
エンジンの調子が悪くなって止まるという状況でした。
また、停止時以外でもエンジン不調の症状が出ている時があり
エンジンのチェックランプも点灯していました。
テスター診断でコンピューターに記憶されている故障コードを読み取ると
シリンダー内でガソリンの燃焼ができていないという意味の
ミスファイヤのフォルトが入力されていました。
ということで、今回の原因は定番のイグニッションコイル、、、
ではなく、「プラグコード」がミスファイヤの原因でした。
ダイレクトイグニッションになってからほとんどのエンジンでは
イグニッションコイルから直接サプレッサーが出るタイプの
コイルが使われていましたが、一部コイルからスパークプラグまで
プラグコードが使われているモデルがありますが
この車両もそういったタイプでした。
プラグコードの導通抵抗が大きくなり電圧がリークして
プラグの先端電極から正常な火花が出ていない状態でした。
今回はプラグコードと一緒に、故障事例の多いイグニッションコイルと
摩耗していたスパークプラグも交換させていただきました。
合わせて、エンジンオイル交換も実施させていただきました。
直接かかわりのない部分でも、こうして一緒のタイミングで整備しておくと
メンテナンスにかかる時間や工場への搬入の手間など
大幅に削減できるので是非お勧めです!
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