こんにちは!
今日の工場はポルシェ987ボクスターなどがご入庫いただいています。
メーター内にクーラントの警告表示が出たということで
修理のご用命をいただきました。
夏も終わり秋らしい気候になってきた今日この頃ですが
まだまだ水周りの修理は沢山入ってきますね。
クーラントの警告が出る場合、純粋にクーラントが減っている場合と
クーラントは減ってはいませんがセンサー等の不具合で
警告表示が出る場合がありますが、サブタンクをチェックすると
クーラントの液面がミニマムレベルを下回っていましたので
純粋にクーラントの量が減って警告が出たパターンですね。
念のためクーラントを補充して
警告が消えること(センサーが正常なこと)は確認しておきます。
そして改めて冷却系統の各部を点検して
クーラントが減る原因を探していきます。
よくあるパターンとしては、クーラントサブタンクからの漏れや
ウォーターポンプからの漏れですが
構造上冷却系統の構成部品は非常に多いので
時間はかかりますが各部入念にチェックしていきます。
そして今回のクーラントの減りの原因は
クーラントホースからの漏れでした。
エンジンがミッドシップにありラジエーターがフロントにあるため
どうしてもクーラントのラインは長くなりますし
パイプやホースの接続部というのは必然的に多くなります。
ゴム素材のホースは経年劣化でパイプとの密閉性が悪くなったりもしますので
ホースの接続部分などは特に注意して診ておきたいですね。
こういった漏れの場合、当該ホースの交換はもちろんですが、
周辺のホースも予防整備として交換しておけると理想的ですね!
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