こんにちは!
今日ご紹介する修理は、ポルシェマカンのクーラント漏れ修理です。
メーターにクーラントの警告表示が出たということでご入庫いただき
エンジンルームをチェックしたところサブタンクの液面が低下しており
さらに詳しく診ていくとクーラントの漏れが見つかりました。
クーラント漏れの原因箇所はクーラントのサブタンクでした。
輸入車ではよくあるポピュラーな故障ですね。
クーラントのサブタンクはほとんどの車が樹脂製のタンクを採用しており
年数の経過とともにエンジンの熱で徐々に劣化して
タンクの溶着成型部分から漏れが生じたり
キャップの密閉性が悪くなって漏れが発生したりします。
こうしたクーラントの漏れの場合、故障のリスクとして高いのは
漏れること自体も問題ではありますが
やはり怖いのはオーバーヒートです。
オーバーヒートは走行中に発生することが多く
発生して初めてーバーヒートだったと気づくことも少なくあんりません。
オーバーヒートを起こすとガスケット抜けや
シリンダーヘッド内部が損傷してしまうこともあり
そうなると修理には高額な費用が掛かってしまいます。
クーラント漏れの初期の段階であれば当該部品の交換費用だけで済みますので
できるだけ早い段階で対処しておきたいものです。
そうなるとやはり大切なのは日ごろのメンテナンスや
定期点検をきちんと受けておくということが重要になってきます。
特に調子は悪くないから、こないだ故障を直したばかりだから、ということで
法定点検を受けないケースもよくありますが
問題がないことを確認しておくことも法定点検の重要な役割ですので
万が一の高額修理を未然に防ぐためにも
定期的な愛車のチェックは欠かさずに実施しておきましょう!
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